一般的な護身術に
興味がある人は結構いると思いますが

ＳＰやボディーガードが行う護身術は
一般とは違うのか？

やっぱり結構興味が湧きますよね？

護身術を言葉で説明するのは
ちょっと難しいですが

できるだけ
判りやすく紹介できればと思います。

ボディーガードの護身術とは？

 

 

ボディーガードが行う護身術が
一般的に行われている護身術と

何が違うのか？

簡単に言うと
その時、その状況で

「使えるものは何でも使う」

ただ、これだけです。

とは言っても
イメージしずらいと思いますが

例えば襲われたときに

・カバンを持っていた
・傘を持っていた
・ポケットにペンをさしていた
・小銭
・ペットボトル
・何も持っていない

いろいろな状況が想定されると思います。

さて
持っている物をどう使えますか？

カバンであれば盾にできるし
アタッシュケースなんかは角で殴れますね。

傘も開けばある程度の盾になりますし
尖った先で相手を突けば良いですね。

ペンも相手の目やのどを突けば良いです。

何も持っていないときは？

石、植え込みの木の枝、砂利、土・・・

何でも手に取れるものを武器にします。

でも基本は必ず何か格闘技をしていますよ。

当然ですがボディーガードは
まず自分を守れなければ話になりませんから。

自分の得意の格闘技で
体の使い方を身につけていて

プラスアルファで何かを使う感じですね。

ボディーガードの護身術について
詳しくはこちらをどうぞ。
ボディーガードは強い？ボディーガードがお勧めの護身術とは？

 

 

ボディーガードの武器への対抗手段は？

 

 

ボディーガードが襲撃者の武器への対応は
ボディーガードの装備として

特殊警棒やフラッシュライトなどがあります。

ただ、特殊警棒も常時携帯していないので
実際にはその時に身近にある物を使うのが現状です。

訓練では身の周りで使える物を使っての
対処法も行います。

タオル、ベルト、椅子・・・

状況でいろいろ違うと思いますが
できる限り素手での対応は避けますね。

ゴムのナイフに
口紅を付けて素手で対応していると

最初は手や体が
口紅だらけになっていましたからね。

慣れてくると

タオルと空手の蹴り

ベルトと蹴り

こんな感じで組み合わせて
対抗していましたね。

自分の場合は得意パターンを決めています。

銃に対してはなかなか訓練できないですが
自衛隊での射撃訓練の経験から言うと

縦でも横でも素早い動きに対応しづらいので
素早く身を低くして遮蔽物に身を隠す

手の届く位置に構えられたときは
素早く銃を握り銃口を上、横に向ける

判っていても簡単ではありません・・・

 

 

ボディーガードが襲撃されたときは？

 

 

ボディーガードは
襲撃された時点でその警護自体が失敗です。

たとえ襲撃者を撃退したとしても
その警護計画や警護体制は失敗になります。

ボディーガードが襲撃されたときは

「クライアントを安全に逃がす」

これが最大の使命です。

そのためにも
警護は二人一組でないと

クライアントを守りながら
逃げる役目と

逃がすための
盾となる役目に分かれられないからです。

クライアントを守って逃げる時は
素早くその現場から離れるように努力し

逃がす盾役は
できる限りクライアントに近づけないように

そして第２第３の襲撃に備えられるよう
襲撃者一人に執着しないようにします。

ボディーガードは
その場での撃退や制圧よりも

クライアントを逃がすための
時間稼ぎが重要です。

ＳＰやボディーガードについて
詳しくはこちらをどうぞ。
ＳＰとボディーガードの違い　そして女性も行う訓練内容とは？

 

まとめ

 

 

ＳＰやボディーガードの護身術は
一般の人にも役立つことは多いと思います。

まず第一に
襲われないようにするための工夫

そして
襲われたときに逃げる工夫

最後に
戦うための準備

戦うための準備は
どんな格闘技をしたとしても

それなりの時間がかかるでしょう。

まず襲われないようにするための
工夫の仕方を少し知っておくだけで

役に立つ護身術を

「セルフディフェンス」

を、身につけたことになるでしょう！

セルフディフェンスについて
詳しくはこちらをどうぞ。
「ボディーガードは強い？ボディーガードがお勧めの護身術とは？」