７月９日（木）は

木村拓哉主演の「BG～身辺警護人」の

第４話の放送でした。

 

第４話は

２０年間ひきこもりの警護でした。

 

キャストとあらすじに沿っての

せりふや行動をプロのボディーガードとして

解説していきます。

 

ボディーガードを目指している人は

参考にして下さい。

 

BG身辺警護人(2020)第４話のあらすじとせりふからボディーガードとしての心構えとは？

 

あらすじとせりふに沿って

ボディーガードとして大事と考えられる

 

キャストたちの会話内容を

解説していきます。

 

ボディーガードについて
詳しくはこちらをどうぞ
ボディーガードになるには強い意志と心構えとは　そして基本が大事！

 

「BG～身辺警護人（２０２０）」キャスト

 

・前シリーズから続投

島崎　章（木村拓哉）

退社してフリーランスのボディーガード

 

島崎　瞬（田中奏生）

島崎章の息子で中学３年生

 

＜日ノ出警備保障→KICKSガード＞

高梨　雅也（齋藤　工）

菅沼まゆと恋愛関係

 

菅沼　まゆ（菜々緒）

仕事はお金のためと割り切る

 

沢口正太郎（間宮祥太朗）

会社に内緒で島崎に協力

 

 

・新シリーズからのメンバー

 

＜KICKSガード＞

小俣　健三（勝村政信）

元警視庁SPで警護課長

 

劉　光明（仲村トオル）

キックスコーポレーション社長

 

＜白山総合病院・担当医＞

笠松多佳子（市川実日子）

整形外科医

 

＜その他＞

中島小次郎（道枝駿佑）

カフェ「ジャンクション」で大学生のバイト

 

＜第４話ゲスト＞

生田　洋次（平泉　成）

大輔の父

生田　大輔（岡田義徳）

ひきこもりのニート

谷口　守治（丸山智己）

大輔の同級生

 

 

BG～身辺警護人（２０２０）第４話のあらすじ

あらすじは公式HPを引用

#BG 第4話では、20年間ほぼ家から出ていない男性の警護に挑みます😳‼️

実家から母校までの #わずか2km の警護という、#前代未聞 の依頼の行方は…!?

公式HPでは60秒PRも公開中🤗
是非チェックしてみてください✨https://t.co/sxqznpmf1m#BG身辺警護人#第4話#7月9日#木曜よる9時 pic.twitter.com/IIjAslNOqF

— 【公式】『ＢＧ～身辺警護人～』 (@bg_tvasahi) July 7, 2020

「至急！　警護乞う！」

ただごとではない様子で訴えるメールが

「島崎警備」のホームページに届いた。

島崎章（木村拓哉）と高梨雅也（斎藤工）は

直ちに送信者・生田大輔（岡田義徳）に電話。

なんと大輔は監禁され

今も見張られているという！

ところが教えられた住所へ急行すると

そこは大輔と両親が暮らす自宅。

実は監禁というのはウソで

すぐ来てもらうための口実だった。

本当の依頼は別にあったのだ。

 

20年間ニート生活を続ける

アラフォーの大輔。

そんな折、出身小学校の

クラス会開催の知らせが届き

「将来の夢」を書いた色紙を

保管していたタイムカプセルを

開ける行事も予定されているという。

しかしこの行事に拒絶反応を示した大輔は

自分の色紙だけ先に回収してもらうよう

教師に頼みに行こうと決意。

外出には不安があるため

身辺警護を依頼したのだという。

というのも大輔は

自分が常日頃より誰かに狙われていると

信じて疑っていなかったからだ！

にわかに信じがたい大輔の話。

一向に働こうとしない大輔に

常々苛立っていた父・生田洋次（平泉成）も

「バカバカしい」と一蹴するが

章は「クライアントを信じる」と決め

高梨と共に大輔を警護。

いざ小学校へと向かう。

ところが道中

大輔は「ある場所」まで来ると

なぜか遠回りになる道を選択。

さらに偶然出くわした

同級生・谷口守治（丸山智己）の

優しい言葉にも完全に背を向ける!?

そんな中

怪しい人影が後をつけてくるという

不穏な事態も発生！

大輔は急に小学校へ行くのを断念し

警護依頼も取り下げると言い出す。

そんな息子にあきれ果て

見限ろうとする洋次。

だが自らも「息子を持つ父」である章は

すれ違う大輔と洋次を放っておけず・・・。

 

BG身辺警護人(2020)第４話のせりふからボディーガードの心構えとは？

 

今回はキャストのせりふから

ボディーガードとしての心構えとして

必要だと思えることはほとんどなかったですね。

 

心構えには関係ないですが

社長の劉（仲村トオル）

「ボディーガードは

クライアントを護れなくても

責任を取らなくて良いことを知った」

 

このせりふはある程度は正解ですが

それは会社に所属している場合ですね。

 

警備にかかわらず

どんな会社でもトラブル対応の

準備はしていますからね。

 

ただ、個人でとなると

全てが個人の責任となってしまいます。

 

次からの依頼がなくなるのは当たり前ですが

クライアントがケガをしたときなどの責任は

事前の打ち合わせが必要ですね。

 

あと生田（岡田義徳）が

「監禁されていると言えば直ぐに来てくれると思った」

 

自分の場合は

「今すぐ来て欲しい」には

絶対ではないですが行きません。

 

状況が分からない事案には

ベストな対応が難しいからです。

 

状況の確認だけや

その人に付きそうだけの対応で良ければ

現場に向かうことはありますが・・・

 

 

第３話はこちら
BG身辺警護人(2020)第３話のあらすじをプロのボディーガードが解説！

 

 

BG身辺警護人(2020)第４話のあらすじに沿った身辺警護技術の解説！

まずメールで

「至急！警護乞う！」

「助けて下さい！」

「誰かに狙われている！」

「身動きできない！」

 

こういうメールは

イタズラなども含めてあるのですが

基本的にメールにはメールの対応です。

 

「警察に通報しないで！」

犯罪行為には警察に通報が基本です。

 

昔、知り合いの探偵に頼まれて

現実に監禁が疑われる案件で

その監禁現場に探偵の応援で

一緒に行った経験がありますが

 

現場の状況を確認してから

その建物の人の出入りなども確認して

 

実際に訪問して

相手の受け答えや雰囲気も確認して

 

地域の警察へ依頼内容と状況を相談してから

もう一度、今度は現実に監禁されているだろう

人物に合わせて欲しい内容で行ったことがあります。

 

最終的には解決しましたが

不法侵入などの問題も出てきますから

警察や法律家の手助けが必要になってきますね。

 

今回は２０年間のひきこもりなので

やっぱり現場を知らない人の設定だと

丸わかりの展開ですよね。

 

私は長い期間

８０５０問題に関わってきましたが

現場は本当にひどい状況です。

 

ドラマのように

普通に会話などはできませんし

家の中もグチャグチャが普通で

とにかく空気が違います。

 

親自身が

身に危険を感じている人がほとんどで

本人と会話など成り立たないのが普通です。

 

今回のドラマのような解決ができるなら

誰も苦労しないですよね。

 

親は何十年も苦しんで

最後の手段で私たちに依頼してきます。

 

自分達に現場で奇声を発する人もいますから

周りから通報されて警察が来たこともあります。

 

今回のストーリーは

何も分かっていない作者に対して

ある意味腹立たしいものがありますね。

 

身辺警護技術として

実際に不審者を発見したときに

島崎（木村拓哉）が追跡しましたが

 

これは間違いですね。

襲撃者が一人とは限らないからです。

 

不審者に対しては

一人のボディーガードが少し近づいて

「あなたの存在は分かっていると

じっと相手を見つめて相手の反応をみます」

 

周りの状況を確認しながら

可能であれば不審者に対して

「何か用ですか？と話しかけます」

 

あくまでクライアントの安全確保が第一です。

 

今回は技術的には

人が来たときにクライアントとの

間に身体を入れていく基本くらいしかなかったですね。

 

第５話はこちら
BG身辺警護人(2020)第５話のあらすじをプロのボディーガードが解説！

 

 

BG身辺警護人(2020)第４話のあらすじをプロのボディーガードが解説！のまとめ

 

今回のシリーズは

前回よりも身辺警護の内容が

少なくなってきているような感じですが

 

今回のテーマは

ボディーガードとしては

最低のストーリーですね。

 

８０５０問題で悩んでいる人にとっては

これほど簡単な解決の仕方には

怒りを覚えますね。

 

 

まあ、それでも

少しは参考になると思いますよ。

 

前シリーズのDVD