SPの独り言

ボディーガードの養成学校を関西で主宰「SPアカデミー」

 

木本先生と伊藤先生から
ボディーガードの訓練を受けて約1年

いよいよ
関西でボディーガード養成学校

「SPアカデミー」

開始しました。

少し内容をご紹介します!


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ボディーガードの養成学校を開校

 

約1年をかけて
木本先生と伊藤先生に
SP ボディーガードの訓練をしていただき

2003年(平成15年)
関西で唯一
警視庁SPと同じ隊形の訓練を行う

「SPアカデミー」

設立しました。

名前はちょっとベタですが
判りやすさを優先させました。

ネットでボディーガードを検索しても
ほとんどは
関東圏の業者になってしまいます。

もともと
ボディーガードの訓練を受けるきっかけも
道場として
近隣の治安警備に
いかに協力できるか?

ここがスタートで
自分一人だけが動くよりも

優秀な警備ができる人材を
増やしていくことが目的でしたから。

とにかく
ようやくスタートラインに立てた

こういう感じでした。

ボディーガードの養成学校について
詳しくはこちらをどうぞ。
ボディーガードになるにはどのくらいの費用が必要?内容と費用を紹介!

 

 

SPアカデミーの内容

 

 

SPアカデミーを開設すると
すぐに希望者がいました。

やはり関西でも
SP ボディーガードに
興味のある人は多いのでしょう。

アカデミー開設初期の段階では
自分が受けた訓練内容を
そのまま行っていたので

時間もかなりかけて行っていました。

SP ボディーガードの最初の訓練は
徒歩移動など
一日中歩くことがほとんどなので

集中力が切れて
惰性で動いてしまうことが出てきます。

その状態をいかに克服できるかで
次の段階に進んでいけます。

ボディーガードの訓練は

「派手で格好の良いもの」

そうではありません。

どちらかというと地味で
忍耐がほとんどだと思います。

クライアントが会議などの時は

「待つ」 のみです。

待機する部屋があればいいですが
ほとんどは廊下などですから

そう簡単に
リラックスした態度ではいられません(笑)

訓練では

「歩く」「待つ」

この繰り返しで

あえて
集中力が切れるような訓練が続きます。

この段階で
ちょっとSP ボディーガードに
憧れだけで始めた人は
嫌気がさしてきます。

考えてみればどんな職業でも
憧れだけでは続けられません。

地道な下積みがなければ
実力がつかないのは当たり前です。

SPを職業ととらえると
地味に 「待つ」 作業が多く

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テレビや映画の派手なイメージより
地道な安全確保の作業がほとんどです。

常にクライアントの動線を考え
安全を確保するために何が必要か?

「この動線で良いのか?」

これらの思考を繰り返しベストを選びます。

事前に計画していても
人の流れや渋滞など
状況は刻一刻と変わります。

マニュアル通りに行動すると
失敗するケースが多くなります。

その時その時に

「ベスト」

こう自分が信じられる行動を
選択できるようにしていくのが訓練です。

ボディーガードについて
詳しくはこちらをどうぞ。
ボディーガードになるには強い意志と心構え そして基本が大事!

 

 

関西唯一のボディーガード養成学校

 

 

その後5年くらいは
訓練内容を変えず行いましたが

アカデミーの卒業生から

「もう少し訓練内容のハードルを
下げてもいいんじゃないですか?」

こういう意見もあり
今は訓練時間を短縮して
料金も下げています。

ただ今の訓練はあくまで

「基本を習いました」という「修了証」

卒業試験は別に定めています。

関西には
警護を専門にしている
警備会社はありませんし

警護の需要も低いので
本当のSP ボディーガードを
必要としている警備会社も
少ない状況です。

それでも訓練の問い合わせは

「就職できますか?」

この問い合わせがほとんどです。
当然ですが自分の返事は

「ありません」です(笑)

就職を考えるのであれば
東京の伊藤先生が教えている
学校を紹介しています。

今関西で訓練を受ける人は

「ちょっと警護を体験してみたい」
「将来自分で警護の仕事を
受けてやっていきたい」

このどちらかのタイプです。

自分としては
ボディーガードの
基礎を訓練した人材であれば

いろんな企業でも
活躍できると思っています。

身だしなみやマナーなど
企業の役員に同行して警護できる人材。

ですから当たり前だと思っています。

あとはその企業の
職種に合わせた勉強をすれば

どんな分野でも
活躍できると考えていますので

ボディーガードを
企業の役員秘書や危機管理部門に

「就職できる」

このような活動を真剣考えています。

 

 

まとめ

 

 

はやいもので
ボディーガード養成学校を立ち上げて
10年以上が過ぎました。

目的は就職よりも
人材を増やしていくことです。

確かに就職に繋がらないと
受講希望者も少なくなってしまいますが

「地域への協力ができる」

このことを優先しています。

ただ
はやり若い人には
就職にも有利になるような活動は必要です。

せっかく志のある人が

「夢を追いかけていける土壌」

これをつくりたいですね。

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