木村拓哉の

 

「BG身辺警護人」

 

５月７日は傑作選として

第４話が放送されましたが

 

今回もプロのボディーガード目線で

心構えやノウハウを解説します。

 

今回は現役大臣の警護という

あり得ないストーリーでしたが

 

身辺警護の内容は

ボディーガードを目指す人には

勉強になると思いますよ。

 

BG身辺警護人をプロのボディーガードからみたポイントとは？

 

今回は現役大臣の警護だったので

民間のボディーガードとしては

あり得ないことでしたが

 

場面ごとのボディーガードの

動きを見ていきたいと思います。

 

 

ボディーガードについて
詳しくはこちらをどうぞ
ボディーガードになるには強い意志と心構え　そして基本が大事！

 

 

SP　ボディーガードの心構え

 

まずは出だしで

依頼案件についての会話で

 

齋藤工

「無茶ぶりのクライアントに

便利扱いされているから

日本のボディーガードの地位が上がらない」

木村拓哉

「この仕事に上とか下とか関係あるのかな？

どれだけ裏方に徹することができるかどうかでしょ」

齋藤工

「この仕事はもっと世の中に認められるべきだ

そのほうが犯罪が減ると思っている」

木村拓哉

「世の中を敵にまわしても

クライアントを護るのがボディーガード」

 

この会話は

ボディーガードになる人は

誰もが自分の考えを持っているでしょう。

 

民間ボディーガードは

 

「一警備員にすぎない」

 

こう思っている人もいるでしょう。

 

それにボディーガードの仕事は

 

「花形ではなく、やはり裏方」

 

このことは痛感しています。

 

ただドラマは映画のおかげで

ボディーガードは世間からは

ある程度認められていると思います。

 

ストーカー事案や

DVなどの暴力を伴う事案など

 

ボディーガードが付いたことで

その案件がスムーズに収まることもあります。

 

「世の中を敵にまわしてもクライアントを護る」

 

この言い方はちょっと過激ですが

外国ではスターにしつこく近づくファンを

 

ちょっとやり過ぎではと思うくらい

はじき飛ばすボディーガードなんかもいますね。

 

ボディーガードがいれば

犯罪が減る考えは私も持っていて

 

身辺警護の知識は防犯に

大変役に立つと思っていますから

護身術に身辺警護技術を取り入れた

 

「セルフディフェンス」

 

これを広めたいと考えています。

 

 

ホテルに向かう途中に

木村拓哉

「完璧な警護を目指すなら

　本当の理由を伺う必要があります」

 

この言葉は当たり前なのですが

なかなかクライアントは本音を言いません。

 

自分のスケジュールすら

言わないクライアントもいます。

 

警護計画を立てられないので

思うような警護ができないのですが

 

これらはやはり信頼関係なんですよね。

クライアントが危険な目に遭っても

 

「君のおかげでこの程度で済んだ」

 

こう言われるくらいの信頼が必要でしょう。

 

トンネルの避難通路の移動中に

石田ゆり子（大臣）

「人生無駄な経験なんてないですね」

 

この言葉はボディーガードにも必要で

 

社会経験があまりない人が

企業の要人などの身辺警護についても

 

言葉づかいにマナーなど

民間の契約としては無理がありまから

 

訓練が終わったからすぐに

ボディーガードになれるかどうかは

トータルな能力を問われるでしょうね。

 

BG身辺警護人傑作選第３話はこちら
木村拓哉のBG身辺警護人　傑作選第３話をプロのボディーガードが解説！

 

SP　ボディーガードの身辺警護技術

 

大臣が病院を抜け出す場面で

大臣にお茶でも飲んで待っていてと言われ

 

「前任者は融通が利かなくて息苦しかった」

と言われてしまうと

後任のSPもその場を離れてしまうでしょうね。

 

ただし

江口洋介

「待てと言われてただ待っていてどうする

　常に警護対象者を確認しておけ」

 

この言葉は鉄則で

クライアントがボディーガードに

離れていて欲しい状況では

 

ボディーガードは

クライアントからは見えにくい場所から

クライアントを確認しておく必要があります。

 

クライアントが部屋にいるときは

ボディーガードは手分けして

出入り口は常に確認しておく必要があります。

 

 

今回は身辺警護技術としては

あまり多くは出ていなかったですが

 

ボディーガードは２人１組が基本です。

人が増えれば増えるほど護りやすいですが

 

今回はSP全体の動きが出ていないので

病院を抜け出すことが出来ていますが

 

現実には部屋の出入り口は

固められていますからね。

 

BG身辺警護人傑作選第５話はこちら
木村拓哉のBG身辺警護人　傑作選第５話をプロのボディーガードが解説！

 

木村拓哉のBG身辺警護人　傑作選第４話をプロのボディーガードが解説のまとめ

 

今回は現役大臣の警護なので

民間のボディーガードとしては

あり得ない状況の展開ですが

 

前回と同様で

クライアントとの信頼関係がないと

身辺警護はできないという

 

基本的な要素が多かったですね。

 

車の乗り降りのSPの動きは

さりげなくですが基本通りの動きでしたね。

 

ストーリー展開として

SP全体の動きを描いて

 

この固めからどうやって抜け出すのか？

 

この展開のほうが

プロから見れば面白いのですが・・・

 

本当のボディーガードを目指す人は

参考にして下さい。

 

良ければクリックお願いします。

人気ブログランキング