夏と冬は極真空手に限らず
全ての競技において

合宿のシーズンですね。

普段の稽古は嫌いだけど
合宿だけは楽しみにしているという
子どもも結構います。

保護者の皆さんで
合宿の内容が判らなくて
子どもの参加を迷っている人もいるでしょう。

昔と今ではメニューは変わりました。

子供の練習メニューをご紹介しましょう。

 

空手の合宿での子供の練習メニューは？

 

極真空手の合宿は厳しいんじゃないか？
と、思っている人は多いと思いますが

その通り厳しいです！

でも、普段あまり会えない道場の仲間と
寝食を共にする、いわゆる

「同じ釜の飯を食った仲間」

こういう連帯感も芽生えるのは事実です。

合宿期間は２泊３日が普通でしょうが
私も修行時代は２泊３日でしたが

今は子どもが中心になったのと
大人は仕事の都合をつけるのが大変なので
週末の１泊２日にしています。

普段の道場稽古と違うのは
型の稽古が多いことや

組手の技術よりも指導者の得意とする
護身術を行うこともよくあります。

稽古はレベルに合わせた
グループごとに行いながら
その内容を習得すれば
次のグループに参加する要領が
一般的でしょう。

例えば型なら
太極のグループ
平安Ⅰ、Ⅱのグループという感じで

できるようになれば次へという感じです。

移動稽古やミットをするとしても
同じようにグループ分けで行います。

合宿で一番キツイのは
最終日に行うスパーリングと
早朝稽古でしょうね。

普通は朝の６時起床で
全員で３～５㎞のランニング
２０～３０ｍを５～１０本ダッシュ
各班ごとに腕立てなどの基礎体力
時間まで各班で型の復習

以上の内容が普通だと思いますから
結構キツイかもしれないですね。

合宿の最後はやっぱり
スパーリングがあるので
組手が苦手の人はキツイでしょう。

ただ、鍛えるばかりでなく
昔なら夕食後に演芸会がありましたが

これも苦手な人には苦痛のようで
今ではしないことも増えたと思います。
西岡道場もしていません。

レクリエーションで子どもが中心なので
スイカ割りや花火などが普通かな？

以前は全員で海水浴をしたり
カレーを作ったり
バーベキューをしたり

いろいろしていたのですが
人数が増えると準備と片付けが大変なので
保護者の協力がないと難しいですね。

西岡道場の合宿も１泊２日なので
大人と指導員は親睦を深め

子どもは普段より長い時間の稽古に
耐えた気持ちと仲間と楽しい時間が
持てれば良いと考えています。

選手の強化合宿は全く別物です。

 

 

合宿の費用はどれくらい？

 

 

合宿費用は
その道場でいろいろだと思いますが
１泊、２泊でも変わりますし
場所によっても大きく変わるでしょう。

ただ単にその施設の宿泊料金だけでは
いろいろな
レクリエーションの費用も出ませんし

当然、合宿での指導料的な考えもあります。

西岡道場は１泊で１３，０００円と
格安料金で何年も行っていますが

普通はもう少し高いと思います。

あと、合宿で昇級、昇段審査を行えば
審査料が必要になります。

いずれにしても
保護者の方にとっては費用がかかりますが
野球や他の競技からみれば

空手の費用は安いんじゃないですか？

普段の練習でも交代で保護者が
世話係で参加しないといけないなどを
よく聞くことがありますから。

学習塾なんかは１教科週１回で
１万円なんて普通でしょうから
空手は本当に安いと思いますね。

ちなみに西岡道場の会費は
何処の道場に参加しても
月会費が子ども５，０００円です。

空手の月謝について
詳しくはこちらをどうぞ。
空手は子供の習い事で良いですが始める年齢と月謝を紹介します。

 

合宿に参加したくない人へ

 

 

性格で合宿に参加したくないと
思っている子どもや大人の人も
結構いるんじゃないかと思います。

団体の中で思うように会話に入れないなど
いろいろな行事自体に参加するのが

億劫だと思っている人もいるでしょう。

私も修行時代はそうでした。

人見知りで
なかなか初対面の人と話をするのが苦手で
道場の行事に参加するのが苦手でした。

それでも行事には参加するのが当たり前と
自分に言い聞かせて参加していくと

当然最初は話しづらいと思っていても
稽古が始まればいつもの道場と同じだし

普通の稽古として指導員や
同じグループの人と
空手の話をするようになります。

子どもも性格がハッキリと出ますが
それでも班で行動しますから
独りぼっちになることはありません。

いろいろ危惧するとは思いますが
一度思い切ってチャレンジしてください！

チャレンジするために
空手を始めたはずですから。

 

 

まとめ

 

 

合宿と聞くと
経験のない人にとっては
ハードルが高いかもしれません。

心も体も強い子どもになって欲しい
自分を変えたい

空手を始めたきっかけは
このような思いじゃなかったですか？

指導者はいろいろな思いがあって
合宿をはじめいろいろな行事を計画します。

私は生徒や保護者の方に

「参加しなくても良いような
　行事は計画していません。
　行事は出るのが当たり前の考えです。」

ちょっと厳しい言い方かもしれませんが
多少の縛りがないと躊躇している人の
きっかけとはならないと考えています。

大丈夫です。
行事に参加すればするほど

必ず仲間が増えて楽しくなります！