子どもの習い事で空手をしていて
途中でどうしても
本人が嫌がるようになることは
ほとんどの保護者の方が
経験しているのではないですか?
空手を辞めさせるべきかどうか
悩んでいる親御さんは結構います。
空手などの武道を習っている子どもが
稽古を嫌がるのはある意味
当然かもしれません。
子供が空手を辞めたがったときの
対応の仕方をご紹介します。
子どもが空手を辞めたがるようになって困っています
極真空手を教えてきて
途中で辞めてしまうことはよくあります。
指導者としては残念ですが
保護者が辞めさせると言えば
仕方ありません。
ただ
せっかく始めた空手を
「子どもが辞めたがるから」
こういう理由だけで
簡単に辞めさせて良いのか?
私自身はダメだと思っています。
「そもそも空手を始めた理由は?」
子どもが空手をやりたがったから?
やりたがったきっかけは?
小さな子どもが空手を始める理由は
大半は親御さんが
習わせようと考えたからだと思います。
大人からみても
空手の稽古は厳しいと思っているでしょうし
だからこそ習わせたいと思うのでしょう。
その厳しい世界だからこそ
子どもが稽古を嫌がるのは当たり前です。
礼儀をうるさく言われ
空手の技術も難しく
組手も怖い
子どもが嫌がるようになるのは
当たり前ですよ。
「どうすればいいのだろう?」
悩まれる親御さんの気持ちはわかりますが
ある意味嫌がるのは当たり前だと考えて
辞めたがる理由を
理解してあげてるほうが先決です。
子どもが空手を辞めたがる理由は?
子どもが空手を辞めたがる理由は
「おもしろくない!」
ほとんどの理由が多分これでしょう!
じゃあ、なぜおもしろくないの?
子どもにとっては
いろいろな理由があると思います。
友だちがいない
先生が怖い
基本が難しくてわからない
組手が怖い
その子にとって
おもしろくない理由はいろいろでしょう。
私の経験では
子どもが空手を嫌がるようになる理由は
動き方がなかなか覚えられず
に判らないからおもしろくなくなってきて
道場で友だちと遊ぶなどの
楽しいことがないから
おもしろくない気持ちが強くなってしまう。
こういう理由が大半だと思います。
先生が怖いや組手が怖いという理由は
空手がある程度上達してからの理由です。
上達してきたから、帯が上がったから
先生が今までより
厳しく指導するのは当たり前ですし
組手も強い相手と稽古するようになってきて
怖くなってしまうのも当たり前です。
子どもが空手を嫌がる理由を理解してあげて
どうすればその理由を解消できるかを
探してあげるべきです。
西岡道場では
チェックシートとして
空手の技、礼儀などを
一つ一つ書き出していて
判る、判らない、できる、できないを
稽古の帰りに必ず一つは指導員に見て貰う。
指導者と生徒が一対一で話す時間を
必ず作るようにしています。
親御さんもチェックを見れば
自分の子どもの成長状況がわかります。
どんなに覚えが遅い子どもでも
チェックシートで
「よし、できるようになった」
と言って○をつけると
良い感じにニッコリします。
一番私が???と感じるのは
初めはちょっと試合でも勝てていたのが
段々と勝てなくなってくると
辞めさせる親御さんがいることです。
ちょっと勝てたといっても
小学校低学年の試合でしょう?
ちょっと勝てなくなってきたいっても
小学生の試合ですよ。
そんなことが辞める理由になるの?
全然理解できません。
もう一度
空手を習わせようと考えた理由を
思い出して欲しいですね!
空手を始めた理由について
詳しくはこちらをどうぞ。
空手は子供の習い事で良いですが始める年齢と月謝を紹介します。
子どもが辞めたがるから空手を辞めさせるべき?
子どもが空手を嫌がるから
辞めさせるのは簡単ですが
辞めたがる理由を理解できて
辞めるのを認めたのですか?
親御さんが子どもの動きなどを見ていて
才能がないなど
嫌になっているだけじゃないですか?
子どもの試合などの結果が
悪くなってきたから
本人よりも親御さんのモチベーションが
下がったんじゃないですか?
武道を習わせようと考えた理由は何ですか?
武道と言えば
「石の上にも三年」
「継続は力なり」
当然のことと判っていながら
「おもしろくない、結果が出ない」
こんな理由で
辞めてしまうようなものですか?
自分の体と心を鍛えるために
おもしろくないこと
しんどいこと
難しいこと
怖いこと
これらを必死にガマンして続けて
上達することを目指すのが武道です。
結果だけを求めて
稽古しているのではありません。
試合で結果が出なくても
努力し続けた黒帯は
素晴らしい経験を持つ
指導者となっていきます。
もう一度
空手を始める理由を
振り返ってみてください!
まとめ
子どもが空手を辞めたがるのは当たり前!
その子が嫌がる理由を判ってあげて
励まし、見守ってあげてください!
そのことを指導者にも伝えてください。
必ず良い方向に向かうと思います。
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