世の中には護身術といって
いろいろな格闘技系が溢れています。

護身術を習ってみたいと思っても
何処で何を習えば
役に立つのか判らないですよね？

どれが本当に
護身術として役に立つのでしょう？

ボディーガードやＳＰが行う護身術も
いろいろな道場などで行っている
護身術と同じなのか？

極真空手の師範として、そして
民間ボディーガードの
インストラクターとしての経験から

子どもや女性でも
誰でもすぐに使えて役に立ち

自分も大切な人をも守れるようになる
護身術を紹介しましょう！

 

役に立つ護身術とは？

 

 

護身術といえば何を想像しますか？

空手、柔道、ボクシング、合気道・・・

いろいろ出てくると思います。

さて
本当に護身術として
役に立つのは何でしょう？

私は極真空手の師範なので

「極真空手」

こう宣言したいところですが
極真空手をちょと習ったくらいでは
護身術として役にたつとは言えないですね。

これは
全ての種類の格闘技系も同じでしょう。

護身術といいながら
教えていることは空手や合気道など
そのままのスタイルで教えているので

ちょっと護身術を覚えたいと思っても
１回２回の練習では
覚えられないというか

使えないのが当たり前です。

打撃でも関節でも
２～３時間練習して
すぐに使えると思いますか？

全くの初心者が使えるはずがありません！

その種目をしている人でも
自分の身を守れるように
使えるようになるには

おそらく数年はかかるでしょう。

ただ、極真空手の突きと蹴りを
ちょっとだけでも練習しておけば
少しは役に立つと思いますよ。

子どもや女性は
護身術としては何かの競技を習うのではなく

護身術として

「身の安全を守るためには？」

こういう感じで

道の選び方から逃げ方など

総合的なものをする必要がありますね。

私はこの身の安全を守る総合的な護身術が

「セルフディフェンス」です。

・危険の予測の仕方
・危険の察知の仕方
・危険の回避の仕方

これらを知識として覚えることが必要と考えています。

 

 

ボディーガードが行う護身術とは？

 

 

ボディーガードやＳＰが行う護身術は
ナイフなどの武器への対処は当然として

一人一人が何かの格闘技をしています。

あくまで
自分の得意のもので良いと思います。

私は極真空手なので関節技は苦手です（笑）
ですから
制圧の仕方も打撃技を利用しています。

但し、正当防衛の範囲内を意識していますが・・・

いろいろな対処が必要な状況で
自分の格闘能力と武器として利用出来る物を
全て利用できれば良いだけですから。

・鞄
・傘
・ペン
・ペットボトル

その時に身近にある物を
どの様に利用することが出来るかが

ボディーガードが考える護身術だと考えています。

ボディーガードの護身術について
詳しくはこちらをどうぞ。
「ボディーガードの装備は護身術と併せて武器にも対抗できる？」

 

ボディーガードやSPの本来の仕事は

「襲われないようにする」

これが全てです。

なので
襲撃されやすい場所や
襲撃者の発見に努めています。

まずは襲撃されやすい場所には
近づきません。

そして常に襲撃者の発見に
努めています。

相手の目線や動線
服装に手荷物などを含めて

その場所、その状況において

「ちょっとおかしい」

こう感じる人を探します。

クライアントを護るために
常に護身の態勢を取っているのと同じです。

私は海上自衛隊で初めて艦隊勤務をしたとき
予想外の出来事で
艦が沈むと感じた経験があります。

その時は、恥ずかしながら
何もできず、動けませんでした。

私のボディーガードの先生である
木本亮先生に初めてお会いしたときに

「空手をしていても
いざという時に動けるかどうか不安です」

こう言うと、木本先生はあっさりと

「大丈夫です。動けます」

こう言われました。

あまりにもあっさり言われたので
ちょっと驚きましたが今なら理解できます。

人は予想していない状況で
予想していない人から襲われるから
対応できないのです。

ボディーガードやSPは
常に警戒しているので
自然といつでも
戦える態勢になっているのです。

 

 

セルフディフェンスは何処で習える？

 

 

役に立つ護身術は何処で習えるのでしょう？

当たり前ですが
私のところに来ていただければ
確実に習えます（笑）

普通に格闘技系の道場に行っても
初心者にとっては
護身術にならないでしょう。

護身に役立つ技を一つ二つピックアップして
護身術用として
教えてくれる道場があればいいですが

今までに見たことはないですね。

もし、あったとしても
何処が危ないとかは
教えて貰えないでしょうし・・・

男性なら
ボディーガードの初歩の訓練は

危険箇所の点検や
回避の仕方を訓練するので

護身術として考えても
最適だと感じています。

ちょっと経費はかかりますが・・・

子どもや女性は
地域安全マップを作成する
講習などが良いですね。

その地域の危険な道路や場所を
子どもと一緒に考えるための講習なので

護身術の第一歩として
とても役に立つと思います。

安全マップについて
詳しくはこちらをどうぞ。
「安全マップとは？ボディーガードが教える危ない場所とは？」

 

 

まとめ

 

 

世の中には護身術といって
いろいろな講習があると思いますが

いざという時に使えるものは少ないです。

せっかく時間とお金を使って習うなら
いざという時に

本当に役に立つ
セルフディフェンスを習わないと

「損」

ですよね！

こちらも参考にどうぞ。
「ＳＰ　ボディーガード目線は最強の防犯対策です！」