この記事を読んでみてください。
http://news.yahoo.co.jp/feature/513
海上自衛隊の
幹部候補生学校の
学生の生活を紹介しています。
自分は元海上自衛官です。
防衛大学に落ちて
一般大学は受験せずに
一般隊員として入隊しました。
広島県の呉教育隊に入隊して
江田島の第一術科学校でも
トータルで8ヶ月間
教育、訓練を受けました。
この記事に出ている幹部候補生学校は
同じ敷地内の隣の学校です。
いつも彼らの訓練を目にしていました。
彼らは卒業すると
部隊で自分達の上官となり
部隊を指揮する立場となります。
彼らの命令で
人の生死が分かれてしまいます。
厳しいのは当たり前です。
部下となる自分達も
彼らと同じように
「総員起こし」
から始まって
厳しい訓練を受けます。
この記事に書かれている訓練内容は
自分達の入隊訓練と同じです。
自分は30年も前のことですから
体罰も当たり前でした。
整っていないシーツ、毛布が
校庭に放り出されていて
それを頭の上に抱えて
ランニングも当たり前。
自分が入隊から3年後
下士官の初期訓練で
呉教育隊に戻り訓練を受けながら
掃除や服装手入れなど
新入隊員の指導補助をします。
新入隊員に掃除の指摘をしていると
当時の分隊長から
「お前達とは時代が違う」
と、言われたのを今も鮮明に覚えています。
たった3年で時代が違う。
あれから30年
どれだけ時代が変わってしまったのか?
自衛隊、警察、消防
公務員になりたいから
就職として入る人が多くなりましたが
そんな動機だから
いろいろな事件が起きるのでしょう。
精神的なモノが揃わないと
期待に応えられる仕事ではありません!
動機はいろいろでも
「入ったからには 」
国民の信頼を裏切らない
人材に育てる必要があります。
続かない人が増えてしまうから・・・
組織としては
人員も確保しなければならない・・・
このことも判りますが
レベルの低い者が増えるのは
本末転倒だと思います。
カラテも同じです。
辞めてしまうから・・・
時代が変わったから・・・
時代が変わっても
変えてはいけないものは
たくさんあると思います!
お読みいただきありがとうございました。
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