ボディーガード

ひきこもりの脱出のきっかけにボディーガードが役立つ!現状と対策は?

 

ひきこもりとは

6ヶ月以上自宅にひきこもって
社会参加しない状態が持続して
分裂病などの精神病ではないもの
と、厚生労働省は定義しています。

日本のひきこもりの人数は
数十万人~100万人程度の規模で存在する
と、言われていますが

どういう状況で
効果的な対処方法などはあるのでしょうか?

ひきこもりの脱出のきっかけに
ボディーガードが関わっている状況とは
どのような状況なのでしょうか?

ひきこもりの実態と
脱出のきっかけ、対策をご紹介します!

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ひきこもりの現状は?

 

「ひきこもり」
もしくは
「社会的ひきこもり」

病名や診断名ではありません。

不登校や就職の失敗をきっかけに
何年も自宅に閉じこもり続ける
状態を指す言葉です。

不登校のきっかけとしては
成績の低下や受験の失敗、いじめなど
一種の挫折体験が多いですが

「きっかけがよくわからない」

こう答える人も少なくありません。

ひきこもりの年齢は中学生から見られ
30歳代、40歳代、50歳代の
社会的ひきこもりが多数見られます。

「子供が親へ家庭内暴力」

このケースが多く
少なくても50万人以上から
160万人とも言われています。

ひきこもりの実態について
詳しくはこちらをどうぞ。
中高年のひきこもり調査開始と実態!解決策はお金と仕事と不登校対策?

 

ひきこもりは長期化するケースが多く
長期化するとほとんど外出もせずに
何年も自室に閉じこもり続け

昼夜逆転した不規則な生活を送り
精神症状が二次的に生じてきます。

対人恐怖症状
気分障害(統合失調症、躁うつ病)
人格障害などです。

これらの精神疾患の全てにおいて
ひきこもり自体がきっかけとなる人は
かなりの人数います。

ひきこもりの多くは本人に会えず
主に家族からの情報だけなので

・薬による治療が必要か?
・暴力等の危険な行為で
緊急対応が必要か?

これらの判断が難しい状況が多々あります。

 

 

ひきこもりの脱出方法は?

 

 

中学生の頃から始まる不登校
その延長のひきこもり。

不登校の理由は様々で
対応は難しい事も多いですが

早い段階で対応しないと

「ひきこもり」となり

長期化すると精神疾患の症状に繋がる場合が
多々あります。

「不登校」でも「引きこもり」でも

初期の段階の両親の対応の多くは

「恥」

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この感情から外部に相談せず

対応に苦しんでいる場合がほとんどですが
近隣の人や同級生の保護者等は
状況を判っている事も多々あります。

本人と対話できる段階の不登校や
初期のひきこもりの段階で対応すれば

「精神疾患」に繋がる
長期のひきこもりを回避できます。

統計的にも増加している
不登校、そしてひきこもり。

その延長線上の精神疾患
そして精神疾患による犯罪。

年々増加しているこの負の連鎖も
地域の協力のもとで初期に対応できれば
確実に減少させることができます。

ひきこもりの状態であるときは

「家庭内暴力」
「家族に対する支配的な言動」
「器物破損」
等が多々あり

本人の意思の力だけでは
ひきこもりを克服することが困難です。

適切な援助が無いところでは
長期化し易いという特徴もあります。

家族は深刻になるまで
周囲の人々や専門家に
相談できないことがほとんどですが

自殺や傷害、殺人などを防ぐためには
家族と周囲が状況を
早期の段階から共有することが大切です。

私はひきこもりや精神疾患者の
入、通院のサポートを通じて
入通院などの薬による治療は
欠かせないのではと思っています。

ただ、初期の段階では
カウンセリングも効果的だと感じています。

両親への聞き取りでは

「不登校やひきこもりの
きっかけがわからない」

このような両親がほとんどだったので
本人を理解しサポートしてもらえる
カウンセラーを探すのも
一つの手段でしょう。

 

 

ひきこもりの脱出のきっかけとなるのは?

 

 

ひきこもりが長期化すると

「統合失調症」「躁うつ病」

これらの精神症状が現れることが
かなりの確率で起こります。

それに伴って

「家庭内暴力」
「家族に対する支配的な言動」
「器物破損」

これらの暴力的な行動も多くなります。

この状況になってくると両親は

「我慢」から「恐怖」へと変わり

心底解決策を考えるようになり
役所や警察そして病院に
相談するようになります。

しかし
この状況でどこに相談しても

「病院で治療する」

これが答えとなってしまうのですが

本人が自分で病院に行くわけもなく

家族は暴力的になってしまった本人を
病院へ連れて行くのが
無理な状況となっています。

そして
ボディーガードの我々に相談に来られます。

いろいろな状況を見てきましたが

「人間とは
こんなことになってしまうのか?」

悲惨な状況としか言い様がなく

お金を払ってでも
日常生活に戻りたい
両親の気持ちも理解できます。

私の今までの経験から
不登校、ひきこもりを減少させる事は

将来的には地域の安全
犯罪の減少に繋がると感じています。

 

 

まとめ

 

 

「不登校」「ひきこもり」「統合失調症」

現代社会において
良く聞くようになりましたが

家庭の問題ではなく
社会の危機だと認識すべきです。

本人だけでは当然
ひきこもりから脱出できませんし
家族だけでも無理な状況が多くあります。

初期の段階だとしても

「ひきこもりは病気」

こう考えれば

早めに治療しようと考えますし
対処の仕方も軽くて済むでしょう。

何事も早期解決が必要です!

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