ストーカーと聞くと
どのような人をイメージしますか？

ストーカー行為にパターンがあるように

ストーカー自体にも
ある程度分類できる
パターンがあります。

ストーカーのパターンによって
対策の仕方も変わりますから

知識として覚えておいて下さい！

ストーカーのタイプとは？

 

ストーカー行為のパターンについては

ストーカーとはどんな人間なのか？その行為とストーカー対策の第一歩！

このブログに書きましたが

ストーカー自体も
パターンがあるのか？

日本人のストーカーの分類で有名な
精神科医の福島章先生による

タイプ別による
ストーカーの分類をご紹介します。

 

ナルシスト型

 

自己愛が高すぎて
自分が傷つけられるのが許せない。

異性に拒絶されると深く傷つき
相手に抗議したり嫌がらせをすることで
傷を癒やそうとする。

恋愛破綻が原因でストーカーとなるので
ストーカー事件の大半は

ナルシスト型と言える。

危険度は

プライドの高さと
傷つけられた傷の深さに比例するので

プライドの高い人ほど
些細なことで傷つきやすく要注意。

 

ボーダーライン型

 

孤独に対する恐怖から
様々なものに対する依存体質となり
他者に対する依存症が特徴。

相手が
自分から離れることを極端に恐れ

相手を脅迫してでも
関係を保とうとする。

行動原理は相手への怒りではなく
相手への依存による孤独になる恐怖心。

 

精神病型

 

恋愛妄想によって起こり
交際していると思い込んでいて

全く関係のない相手にストーカーを行い
自分がストーカーとも自覚していない。

周囲にいる目立つ人や
有名人をターゲットにすることもあり
危険なストーカー。

 

パラノイド型

 

精神病型と同じで
妄想からストーカーとなるが
目立った行動はしない。

恋愛妄想以外は冷静で
計算高くストーキング行為の隠蔽もする。

相手への攻撃よりも監視、窃盗が多い。

 

サイコパス型

 

相手への共感や思いやりに極端にかけ
相手を支配し思い通りにならないと

殺害することも辞さない。

自分の欲望を満たすために相手を利用し
初めから殺害を目的として近づく人もいる。

暴力的な言動が特徴で
交際当初からこのような傾向がみられる。

ストーカーの特徴で
危険度も変わってきます。

サイコパス型が最も危険で
このタイプと出会ってしまったら
迷わず引っ越しをすべきです。

他のストーカーの特徴と
サイコパス型を併せ持つ人もいます。

ストーカー規制法のきっかけとなった
桶川のストーカー殺人の犯人は

複数人で共謀し
被害者とその家族を脅迫し殺害する。

サイコパス型と同時に
恋愛破綻、殺害後の自殺など

ナルシスト型と
ボーダーライン型の特徴もある。

 

以上が福島先生の分類ですが

どうですか？

あなたも
ストーカーに間違われるような
似た行為をしていませんか？

ストーカーは
単純には分類できませんが

「対処するためには」

おおよその分類をして

相手の攻撃方法を
予想する必要もあります。

ストーカー被害について
詳しくはこちらをどうぞ。
ストーカー被害に遭いやすい人とは？その特徴と対処法！

 

 

ストーカーになりやすいタイプとは？

 

 

ストーカーになりやすい人とは
どのような人を言うのでしょう？

ストーカー事件などからの
統計的に言われているものを紹介します。

・知ったかぶりをする
・他人の評価や社会的立場が気になる
・周囲に対して
バカにしたような態度をとる
・常にメールや電話がないとダメ
・目を合わせようとしない
・過去にこだわり
　過去の事を良く覚えている
・女々しい男
・潔癖症でナルシスト
・嫉妬深く過度の束縛をする
・平日のデートを会社まで迎えにくる
・いろいろな偶然を装って
ばったり会う
・執着心が強い
・見栄っ張りで嘘つき
・失敗を周りのせいにする
・おだてには弱い
・自分以外が褒められるのは
気にくわない
・母親とはべったり
・別れ話を切り出すと
態度を豹変させる
・恋愛経験の少なく
愛し方がわからない

 

 

ストーカーは誰でもなり得る？

 

 

最近、気持ちの悪い
LINEの受け答えが
話題となっています。

当てはまっていませんか？

ストーカーなんかは

「自分には関係ない」

そう思っている
男性がほとんどだと思いますが

ストーカー加害者の多くが

「犯罪を行っている」

と、自覚していません。

私は、ストーカーは

「病気」

と、言ってきましたが

病気にならないよう予防も必要です。

ストーカー気質で一番多いのは

「相手に依存するタイプ」

元カノや意中の女性に依存して
ストーカーに発展します。

感情的な人は
別れ話しなどでカッとなって

ストーカーや暴力に
発展するケースも結構あります。

いつも自分が正しく
自分の非は絶対に認めない人も

ストーカー気質です。

健康で明るい未来を想像して

そのために
・学ぶ
・働く

こういう状態であれば
ストーカー病にはなりません。

ストレスが溜まり
心が病んでくると

精神的に相手に執着して
ストーカー行為へと発展します。

健康的な生活と
悩みを相談できる友人や家族がいると

心に余裕が生まれます。

心に余裕がなくなると

出来事を自分の都合の良いように
解釈しがちになります。

「嫌いは好きの裏返し」

大きな勘違いから

「自分は大丈夫」

と錯覚してしまいます。

誰にでも起こりえることです。

気をつけましょう！

 

 

まとめ

 

 

相手から拒否されるのが怖いので

空想のなかで
自分の理想像をつくりだし

現実が一致しないと
ストーカーになる

彼女の友だちと交流して

直接彼女に聞けないことを
友だちから聞き出そうとしたり

職場や学校などでの
彼女の行動を把握しようとする

ストーカーは
自分のことをストーカーとは
思っていません。

愛情の表現として
正当化しています。

思い通りにならないと
恋愛感情が憎しみとなり

ストーカー行為が
攻撃的な行為に変化します。

ストーカーは

「病気」

ストーカーにならないためには

「ストレスを溜めない」

どんな病気も
ストレスから発症することが多くあります。

・ストレスを溜めない
・相談できる人をつくる
・自分は大丈夫と過信しない
・未来のためにやるべき事を考える

当たり前のことですが
健康でないと心も病んできます。