「モラハラ」
「DV」
今では一般的な言葉として通用するくらい
「モラルハラスメント」
「ドメスティックバイオレンス」
これらは離婚の原因に
挙げられるようになりました。
DVとモラハラの違いと特徴
そしてその対処法をご紹介しましょう!
目次
DV モラハラとは?
DVとモラハラの違いや特徴を
比べてみると同じような所も多くあります。
DVとは?
DVとは
実際にはどんな暴力なのか?
恋人同士の間で起きる暴力のことです。
身体的暴力
叩く、蹴る、髪をつかむ
押さえつける、物を投げつける
典型的なDVです。
精神的暴力
バカにする
大声で怒鳴る
不機嫌になる理由を
パートナーのせいにする。
「別れたら死ぬ」
「秘密をバラす」
このように脅すことも
精神的暴力です。
社会的制限
監禁は当然ですが
過度な束縛もこれに当たります。
メール、電話を勝手にチェックして
友人とのつきあいを制限する
服装、行き先を指示して
好きに行動させない
電話にはすぐに出る
返信は1分以内
などのルールを強制する
性的暴力
恋人間でも
無理矢理の性行為は暴力です。
避妊に協力しない
裸や性行為の写真を要求される
裸にされて外に出された
相手にわいせつな雑誌や動画を
無理矢理見せるのも当たります。
経済的暴力
夫婦間では
生活費を渡さない行為ですが
恋人間では
デート費用を毎回負担させる
高価なプレゼントを買わせる
お金を借りて返さない
バイトをさせて貢がせる
バイトを辞めさせて
自由なお金を持たせない
などの行為が当たります。
モラハラとは?
モラハラ夫の多くは
周囲からは真面目で優しそうで
暴力や虐待とは無縁に見える人が
「家庭内ではモラハラ夫」
こういうケースがほとんどで
見た目では判断できません。
「モラハラ夫は
妻を精神的に追い込むだけでなく
浮気までしている可能性がある」
「浮気させたのはお前の責任だ」
「お前の態度が悪いから浮気したんだ」
自分の浮気まで
正当化して妻のせいにする
多少のモラハラに対しては
我慢をしてきた妻も
浮気をきっかけに離婚を
考えるケースは多くあります。
夫にモラハラがあれば
我慢しても
時間は解決しません。
早めの関係解消を考えたほうが
得策でしょう。
モラハラ夫の特徴
・非を認めない
・妻に厳しく自分に甘い
・プライドが高い
・嫉妬心や束縛が強い
・常に否定から
・傷つきやすい
・小さなミスを責め立てる
・自己中でずる賢い
・とにかくケチ
・すれ違いざまに文句を言う
・子供を利用する
・価値観や立場が違う人を
理解しようとしない
・店員や後輩には偉そうな態度で接する
・自分が不利になると
言い訳したり逃げたりする
・常に自分が
上に立っていないと気が済まない
・他人を褒めない、欠点を探す
常に悪口を言う
・自分の利益のためなら簡単に他人を利用する
・思ったことを言うがデリカシーに欠ける
・気にくわないと
他人の考えや立場を考えず責める
・難しい専門用語などを使って話す
・機嫌が悪いときは
どんなことをしても怒られる
・日常的に嘘をつく、言い訳をする
・食事の内容が気に入らないと
一切手を付けな
・喧嘩になると
謝罪しても何日も許してくれない
・不機嫌なときに無視される
・こちらが少しでもムキになると冷笑する
・セックスや性的サービスが一方的
・急に機嫌が良くなり
プレゼントなどで喜ばせる
・機嫌が良いときは別人のように優しい
・外面の良さは抜群で家とは態度が全く違う
口癖で多いのは
「お前と一緒にするな」
「女のくせに」
「俺がいないとお前はダメだ」
「そんなこともできないのか」
「俺はいつも我慢している」
「お前は嫁だろ(母親)」
どうですか?
一つや二つは
「自分にも当たっているかも?」
そう思えることが
あるかもしれませんね。
DV モラハラの原因は束縛男?
私の彼は
束縛が強くて気が抜けない
彼の事は嫌いじゃないけど・・・
こういう女性は
結構いるのではないですか?
束縛男は
愛情の空回りから
一生懸命相手を想っているだけで
異常だとは思っていません。
「女性のプロ」
の、異名を取る
若い女性が
生き抜く術を伝えるブログです。
とても判りやすく
納得できる内容だったので
ご紹介します。
DVのような判りやすい暴力なら
「別れる」
という決断ができたかもしれませんが
支配男は言葉巧みに
精神をじわじわ攻めてくるので
気づくのが遅れ
ずるずると支配男の世界に
飲み込まれてしまいます。
ヒトラー型
「女は弱い男を支配するよりも
強い男に支配されたがる」
このタイプは多様性がなく
「女は強い遺伝子を求める信仰」
常に何人かの女性と交際をして
「モテ」
に、対して保険をかけます。
人間関係でトラウマを抱え
女性に見放されるのが
一番怖いタイプで
彼女に対して
他の女性の影をちらつかせ
これでもかと支配してきます。
「私がもっといい女になれば・・」
「彼を解るのは私だけ」
自分に酔っ払わないように。
新興宗教教祖型
まずは俗世からの隔離です。
「愛」を理由に
友人との交流を絶たせ
二人の世界を作ろうと仕掛けます。
全ての行動を管理し
教祖の教義に沿った行動を
叩き込まれます。
その行動が出来なかった時
「いかに彼女が悪いか」
「ちゃんと人を愛せない人間か」
密室で眠るのも許されず
延々と責められ反省させられます。
彼女の自尊心はなくなり
信者となります。
恋愛初期は
「束縛」
が
「愛されている証拠」
と、思いがちですが
冷静な判断が必要です。
中小企業社長型
贅沢なデートやプレゼントで
まずは金品で依存を狙います。
彼女がシンデレラ気分を十分に味わい
贅沢が当たり前となった頃
「俺の彼女」
というポジションが与えられます。
「俺の彼女だからいつも笑っていろ」
「俺の彼女だから料理はプロ級になれ」
贅沢を散々享受してしまうと
ボーナスを貰った役員、部長と同じで
「社長が言うなら」
「会社のルールだから」
思考停止になります。
要求はエスカレートしますから
本能を鍛え、警戒心を持ちましょう。
コンサル型
「どうして私を
こんなに解ってくれるのだろう」
納得させながら
いろいろと提案してきます。
女性情報の
データーベースが多いか勘が良いかで
共感しているふりが上手で
最もタチが悪いタイプです。
話術と傾聴力で
圧倒的な彼女の信頼を得たタイミングで
「もっとこうした方がいい」
と、優しい断定口調で
彼女の行動、言動、服装、所作
全てを提案してきます。
彼女への愛情ではなく
単なる支配欲で快楽を得ています。
「愛されているから言われている」
と、誤解しています。
コンサルはクライアントが変化すれば
違うクライアントを
変化させたいと渡り歩くので
愛されようと努力した彼女は放り出されます。
「カウンセラー型」
コンサル型の発展形です。
カウンセラーは一切提案せず
「本人が自分で気づいた」
と、思うように誘導します。
女性の心の隙を巧妙に突いてくるので
不安定な時に会うのは危険です。
傷ついて心が乱れているときは
同性の相談役を頼りましょう。
通り魔型
無差別の通り魔殺人犯は皆男性です。
自傷行為は女性が多い病です。
絶望や恨みが社会に向くか
自分に向くかの違いです。
通り魔型支配男も
恋愛当初は
恨みつらみは社会に向いています。
「昇進できないのは会社のせい」
不満の全ては他人が悪いから。
このような言動の多い彼が
不満を彼女のせいにし始めたら
要注意です。
このタイプは自己反省しないので
永遠に変わりません。
全て彼女のせいにして
彼女を傷つけることで
優越感や万能感を充電します。
「愛してるから言うんだ」
「お前だからこんな自分をみせるんだ」
調子の良いことを言いますが
大切なのは自分自身であり
傷つける相手は
「誰でもよかった」
です。
恋愛に支配的な欲求は
程度の差はあっても
心の中に存在するので厄介です。
いかがですか?
「なるほど、よく分析されているな」
と、思うばかりです。
ただ
こういう束縛男がエスカレートして
DV、ストーカーへと発展します。
皆さん、気をつけましょう!
DV モラハラへの対処方法
愛情表現だと勘違いしていて
恋人は連絡をすぐに取るべき。
自分以外とは遊ばないのが当然。
軽い束縛から過剰な束縛
そして暴力へと発展します。
支配欲が強いため
暴力などで相手を支配して
自分の気持ちを満たしている。
相手をつなぎ止めたいときに
暴力で従わせないと
安心できないのかもしれません。
ストーカーは
自分のことを
ストーカーと思っていません。
毎日相手を観察したり
つけ回したりするのも
好きなら普通のことと考えている。
同じ思考で
ちょっと小突いただけだからセーフ。
彼女に毎日100通くらい
メール送るのは当たり前。
暴力、束縛を軽く考え
罪に問われることに自覚がない。
少しでもおかしいと感じたら
早めに周りに相談して
距離をとること勧めます。
モラハラに対しても
つきまといなどの
ストーカー行為があれば
ストーカー規制法で対応する。
暴力には普通に
暴行罪は成立しますし
投げた物が当たらなかったなど
肉体的に接触していなかった場合でも
暴行罪は成立するとされています。
暴力でケガをさせられた場合は
傷害罪となり
刑罰は重くなります。
「裸の写真をばらまく」
と脅した場合は
脅迫罪となります。
実際に写真をばらまくと
リベンジポルノ法で
3年以下の懲役又は
50万円以下の罰金となります。
恋人間でも
合意のない性行為は
強制性行等罪が
成立する可能性があります。
DV夫もデートDVも
束縛男の特徴とほぼ同じです。
自分でしっかりと
見極めて自分を守りましょう。
DV被害を受けやすい人について詳しくはこちらをどうぞ。
「DV・モラハラを受けやすいタイプとは?被害者の心理と対処方法!」
まとめ
【DV加害者の更生プログラム】
DVから逃げた交際相手の家族を
殺害した犯人に死刑が確定しました。
当然の結果ですが
DVの加害者は
ストーカーと同じで
「病気」
だと思います。
話し合いで解決できる問題ではありません。
常識が通じるのであれば
DVにはなっていないでしょうし・・・
ストーカーと同じく
DVの更生プログラムを実施している
団体が現実に活動しています。
参加は任意なので
プログラムの広まりは遅く
反対に犯罪の増加は早い状況です。
外国では
「裁判所が強制的に
プログラムに参加させる制度」
も、あるようです。
専門家からも
強制的に参加させる必要がある
という意見もあります。
これだけ理不尽で
凶悪な犯罪に繋がってしまう状況は
少しでも改善できるのであれば
試していくべきです。
素早い対応をしていかないと
今も被害に苦しんでいる人がいます。
今
「凶悪犯罪がおこる」
かもしれないのですから・・・
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