「ボディーガード」
木村拓哉主演のドラマ
「BG~身辺警護人~」
SPと民間BGの対立が話題を呼びましたが
SP BG(ボディーガード) 用心棒
これらの違いが判りますか?
これらの違いをハッキリと判っていないと
ボディーガードになることは出来ません!
ボディーガードになるには心構えが必要!
「ボディーガード」
あなたはどんなイメージがありますか?
「用心棒?」
「体が大きい?」
「格闘家?」
すべて違います。
護る対象者のそばにいて
「襲ってきたヤツを倒せば良い」
こう思っている
体格の大きな格闘家ではありません!
昔はボディーガードというと
用心棒のイメージが強かったのですが
ドラマや映画の影響で
アメリカのシークレットサービスのように
スーツでサングラスの
イメージの人が増えたと思います。
スーツは正解ですが
サングラスはもともと必需品ではなく
白人の瞳は青色、日本人は茶色
青色のほうが虹彩の色が薄いため
同じ明るさでも白人は日本人に比べて
より眩しく感じてしまうために
サングラスをする人が比率的に
多くなるのでイメージがついたのですが
今は液体をかけられた場合に
目を守れると理由で必需品とする人もいます。
SPとボディーガードの違いとは?
本物のボディーガードとは?
不審物の検索
不審者の発見
待ち伏せの回避
襲撃場所の予見
襲撃者の制圧
襲撃場所からの離脱
などなど
危険からの回避の仕方を
訓練して身につけた者のことを言います。
本来SPとは
「Security Police」
警視庁警備部警護課の
要人警護専門の警察官のことです。
SPと言うと
「総理大臣やVIPを護っている人」
こういうイメージになるでしょう?
民間のボディーガードとSPの違いは
警察組織か民間警備会社の違いになります。
組織の違いから護る対象者も
SP=政府要人 BG=民間人
このような形になります。
SPとボディーガードの違いについて
詳しくはこちらをどうぞ。
SPとボディーガードの違い そして女性も行う訓練内容とは?
では用心棒とは?
危険回避のノウハウを知らない
金魚の糞のように
対象者にくっついているだけの
「来たヤツを倒せば良いんだろ?」
これくらいの考えで
ただ単に体のでかい格闘家かケンカ自慢
とにかく人を護る
テクニックは持っていません。
ボディーガードになりたい人へ
今ではスーツにサングラスのイメージから
「ボディーガードになりたい」
こう思っている人は増えました。
私が主宰している
「SPアカデミー」
ここにも訓練希望者は結構います。
ドラマや映画のイメージだけの
憧れだけで訓練を希望した人は
訓練内容の地味さに
耐えれない人が多くいます。
例えば
最初はとにかく歩くのみです。
護る対象者と一緒に歩く訓練ですが
これが結構難しいんです!
対象者との距離や位置取り
襲撃者かどうかの判断と対処の仕方
歩きながら覚えていくのですが
何十時間も歩く訓練をしていると
疲れと慣れから飽きてくるのでしょうね。
ほぼ集中力がなくなって
歩いているだけとなっていまします。
おまけに対象者が
仕事の会議や友人との会食などは
「待つ」
これが何時間もなれば?
しかしこういう状況も
ボディーガードには当たり前のことです。
ボディーガードのイメージは
華やかで目立って格好良いと思っていると
実際の非常に地味な作業ばかりに
気持ち的に続かない人も結構います。
まとめ
ボディーガードになりたいと思っている人は
表に見える華やかなイメージだけでなく
表に出ない地味な作業の積み重ねによって
「人を護ることができる」
このことを知っておいてください。
襲われたときに
相手を制圧できる力も当然必要ですが
襲われないように
工夫していくのが本当の仕事です。
とは言え
「ボディーガードになりたい」
こう思っている人は大歓迎です!
この内容も参考にして下さい。
「ボディーガードになるには資格が必要?ボディーガードになる方法とは?」
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