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SPの独り言

木村拓哉のBG身辺警護人 傑作選第3話をプロのボディーガードが解説!

 

木村拓哉の

 

「BG身辺警護人」

 

30日は傑作選として

第3話が放送されましたが

 

今回もプロのボディーガード目線で

心構えやノウハウを解説します。

 

今回は誘拐事件でしたが

ドラマなのでストーリーは別として

 

身辺警護の内容は

ボディーガードを目指す人には

勉強になると思いますよ。

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BG身辺警護人をプロのボディーガードからみたポイントとは?

 

今回は誘拐事件だったので

民間のボディーガードとしては

あり得ないことでしたが

 

場面ごとのボディーガードの

動きを見ていきたいと思います。

 

 

ボディーガードについて
詳しくはこちらをどうぞ
ボディーガードになるには強い意志と心構え そして基本が大事!

 

 

SP ボディーガードの心構え

 

まず出だしに

上川隆也

「ボディーガードチームプレーです」

 

この言葉は絶対ですね。

ちょっと格闘技をしているだけの人が

ボディーガードを名乗っている人もいますが

 

身辺警護はチームでなければ

絶対に護る事など出来ません。

 

今回のストーリーとしては

警護の契約書はあるものの

 

責任者が状況も判らず

BGをクライアントの事務所へ

向かわせるのはあり得ないことですね。

 

自分の経験で

「今すぐ来て欲しい」

こういう依頼は

何かを隠していることが多いですね。

 

石田ゆり子(大臣)

「24時間相性の悪いSPといるのは消耗します」
「特に女性は・・・」
「国の任務だとふんぞり返っているSPより
民間のほうが細やかな警護してくれる」

以上の言葉は

民間にとっては嬉しい言葉ですが

 

実際にはSPも

大臣のワガママを結構聞いていると思います。

 

江口洋介

「民間はガードマンに毛が生えた程度」

この言葉はSPの本音かも知れませんね。

 

目的が不明のままの状況で

斎藤工
「この任務を降りましょう。
クライアントは何かを隠している」

木村拓哉
「一度受けた任務だから無責任だ」

 

この会話は大事で

今回のように打ち合わせのないままの

身辺警護など元々あり得ないことですが

 

事前の聞き取りと

全く違うことが判明した時や

 

危険な状況で

ボディーガードの指示に従わない場合は

警護を取りやめる契約がほとんどですね。

気持ちだけで人は護れません!

 

事前の聞き取りと
現場での状況が全然違うことは

精神疾患者の入院移送の依頼では
珍しいことではありません。

依頼者が
状況を軽く説明するのは当たり前で

時には嘘をつかれる場合もあります。

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遺産や会社相続などで
対象者を精神疾患に仕立てて
無理矢理入院さそうとすることもあります。

身辺警護の依頼は
事前の聞き取りの場面でも

依頼者の雰囲気や言動に
細心の注意が必要です!

 

ドラマの最後に

木村拓哉
「同じ護る仕事じゃないですか」

江口洋介
「警備業は警察の管轄内であることをお忘れなく」

 

警察の本音ですね。

天下り先の確保は大事ですから(笑)

 

最後に

江口洋介
「警護をなめている者は排除しなければ
 日本は皆が思っているほど平和ではない」

この言葉は自分もホントに思います。

 

特にちょっと格闘技の経験のある

自称ボディーガードは辞めて貰いたいですね。

 

格闘技の能力で

身辺警護ができると思っているのは

 

大きな間違いです!

 

BG身辺警護人傑作選第2話はこちら
木村拓哉のBG身辺警護人 傑作選第2話をプロのボディーガードが解説!

 

 

SP ボディーガードの身辺警護技術

 

ストーリー展開として仕方ないですが

BGが目的地不明のまま行動することは

あり得ないですしやってはいけない行動です。

 

いつものことですが

クライアントの事務所で

持ち物や言葉に注目しているのは

ボディーガードとして大切ですね。

 

クライアントの会話で

自分の持病を言ったことを忘れずに

確認していることは大事ですね。

 

ドラマの後半で

木村拓哉
「BGの任務はクライアントと1億をまもること」

こうして齋藤工を

クライアントの側に残す行動は

 

ボディーガードは2人1組が基本で

一人はクライアントを逃がすための時間稼ぎで

一人はクライアントの安全を確保するのが役目です。

 

ボディーガードが一人の場合は

ドラマの最後のように

 

ボディーガードがクライアントを

逃がすために格闘するのは仕方ない行為ですね。

 

BG身辺警護人傑作選第4話はこちら
木村拓哉のBG身辺警護人 傑作選第4話をプロのボディーガードが解説!

 

木村拓哉のBG身辺警護人 傑作選第3話をプロのボディーガードが解説のまとめ

 

今回は誘拐事件なので

民間のボディーガードとしては

あり得ない状況の展開ですが

 

クライアントとの信頼関係がないと

身辺警護はできないとうい

 

基本的な要素が多かったですね。

 

警察が取り調べで
「民間警備のぶんざいが・・・」

これは警察の本音でしょうし

「ガードマンに毛が生えた程度」

こう思っているSPも多いと思います。

 

民間のボディーガードは

民間としての心構えを忘れずに

警護技術の向上に精進しましょう。

 

本当のボディーガードを目指す人は

参考にして下さい。

 

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