木村拓哉の
「BG身辺警護人」
5月21日は傑作選として
第6話が放送されましたが
今回もプロのボディーガード目線で
心構えやノウハウを解説します。
今回は元総理大臣からの依頼で
無言電話で危険を感じている展開でしたが
身辺警護の内容は
ボディーガードを目指す人には
勉強になると思いますよ。
目次
BG身辺警護人をプロのボディーガードからみたポイントとは?
今回は元総理大臣からの依頼で
無言電話で危険を感じている展開でしたが
いつものように
場面ごとのボディーガードの
動きを見ていきたいと思います。
ボディーガードについて
詳しくはこちらをどうぞ
ボディーガードになるには強い意志と心構え そして基本が大事!
SP ボディーガードの心構え
まずは出だしで
上川隆也と木村拓哉が
元総理大臣に挨拶する場面で
木村拓哉
「安全と誇りをおまもりします」
この言葉は実際の現場では言わないですが
議員さんで元大臣経験者なんかには
民間ボディーガードが付くことはあります。
やはりちょっと格好付けみたいな意味もあり
この議員はちょっと偉い人なんだよみたいに
少しオーバーな動きにすることはありますね。
クライアントが孫に学校を休まそうとしたときに
木村拓哉
「普段通りの生活をおくるためのボディーガードです」
この言葉はボディーガードにとって
大切な心構えでしょう。
以前にもありましたが
日常生活の中で安全を確保するのがボディーガードです。
身辺警護という名目で
クライアントの生活を崩すのは簡単ですが
できる限り生活を崩さないように警護する心がけが
ボディーガードとして必要ですね。
ドラマの最後に
木村拓哉
「命かけている割には報酬が低い」
この言葉は実感していますね。
ボディーガードのお金について
詳しくはこちらをどうぞ
ボディーガードの仕事内容と給料 そして資格は必要?
BG身辺警護人傑作選第5話はこちら
木村拓哉のBG身辺警護人 傑作選第5話をプロのボディーガードが解説!
SP ボディーガードの身辺警護技術
今回は身辺警護技術として
参考になる場面は多かったですね。
まずはSPの警護対象者ですが
総理大臣、衆参両院の議長、国賓
そして国務大臣、最高裁長官
あと、警察庁警備局長が定める者となっています。
元総理や政党の代表などは
この警備局長が定める者の規定となっていて
ある期間はSPの警護対象となっていても
今は警護対象者でなくなっている人もいます。
身辺警護技術として
まず元総理の自宅に迎えに行って自宅を出るとき
ドラマなのでそれほど気にする必要はないですが
2人1組の警護での責任者のBGとフォローの
立ち位置が反対でしたね。
木村拓哉がBGで上川隆也がフォローなら
元総理の前を歩いて門を開けるのも
上川隆也のフォローの役目です。
木村拓哉が門を開けて鉢植えの石に気づき
元総理の動きを止めましたが
自宅前に停車できる状況だったので
BGが玄関に迎えに行くと同時に門を開けておき
フォローのBGが車の周りを警戒するのがベストでしょう。
ただ、クライアントの自宅に行ったときは
まず自宅周りの警戒と不審物などの調査をして
クライアントに挨拶をするのが流れですから
木村拓哉
「来たときにはなかったのに」
これは事前に調べた結果なので
動きとしては基本通りですね。
元総理が会合で料亭にいたときに
庭に不審者が侵入してきましたが
元秘書だったので敷地内に入れた想定ですが
本来は事前に参加者は誰か確認しますし
当日元秘書が来たとしても
主催者に確認してからでないと入れないですね。
そしてこれもドラマだからですが
不審者に対応するのはフォローのBGが行きます。
元総理が自宅に着いたときの
降車のBGの立ち位置は基本通りでしたね。
子供をテレビ局で警護していて
施設の警備員にはボディーガードとしての
身分証明なども必要ですね。
SPなら直ぐに判りますが
民間はスーツの襟章では判らないですから。
ただ、雰囲気でだいたい判りますけどね。
最後に子供が女子トイレに入ったときは
やはり男は入れないのでネックですね。
民間も女性のボディーガードが必ず必要ですね。
女性SPについて
詳しくはこちらをどうぞ
SPに女性がなる条件で身長は重要?SPの女性のスーツも紹介!
BG身辺警護人傑作選第6話はこちら
木村拓哉のBG身辺警護人 傑作選第7話をプロのボディーガードが解説!
木村拓哉のBG身辺警護人 傑作選第6話をプロのボディーガードが解説のまとめ
今回のドラマの展開で
無言電話を危険と感じて
元総理が民間のボディーガードを雇うのは
現実としてはSPの仕事ですが
ドラマのように警視庁が対象外とすることは
あり得る展開でしたね。
SPがいない日常が寂しく感じてしまう
元要人は結構いるみたいですね。
反対に大臣になってSPが付いたときに
自分の立場を実感する議員も多いみたいです。
今回の無言電話からの展開でもそうですが
危険度を見極めることは本当に難しいです。
だからこそボディーガードは
警護中は気を緩めることはできない仕事ですね。
本当のボディーガードを目指す人は
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