総務省の調査によると
2016年の転職者は306万人
リーマンショック以降
転職者は減少していましたが
7年ぶりに300万人を超えました。
景気回復の現れでしょうか?
年齢別では
25~34歳が77万人で
全体の25%を占めます。
この年代の転職者の背景には
非正規雇用の増加がありますが
最近では
正規雇用の転職も増加しています。
転職理由では
「自分がやりたい仕事」
「自分の個性が発揮できる仕事」
「自分らしさ」
これがキーワードのようですが
私たちからすれば
「下積みや訓練」
これがなければ
「自分らしさや強み」
これらのことが
「生まれることはない」
と考えてしまいます。
それで
「ガマンができなくて移り気」
「自分探しが好き」
ただこれだけと
思ってしまいますが
社会に誘導された結果と
指摘している人もいます。
就職活動で
学生が企業に提出する
「エントリーシート」
ここに
志望動機と自己PRを書くために
その会社に合わせて
自分のやりたいことや強みを
自己分析しながら
表現する必要があります。
ゆとり教育においての
「総合的な学習の時間」
この時間に2011年文科省は
「キャリアプランニング力」
と名付けて
「自分のキャリアを自ら形成する力」
これを身につけさせるべきとして
広まった経緯があります。
20~30代前半は
このキャリア教育と就職活動から
キャリアとは
「自分らしさを活かせること」
こう考えるのは当然の結果で
ある意味社会全体から
自分らしさを探すことを
誘導されたのと同じです。
その結果として
自分らしさを追求した若者に
転職者が増えた原因となっています。
行動パターンや
個性分析をしてみて
自分では
予想していない結果をみて
改めて自分自身を見つめ直し
新たな生活を始める人もいます。
「自分らしさ」
このことを
追求する気持ちはわかりますが
自分の希望や期待よりも
自己分析を客観的なもので
判断することは大事だと思います。
お読みいただきありがとうございました。
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