SPアカデミーを開設すると直ぐに希望者がいました。
やはり関西でもSPに興味のある人は多いのでしょう。
アカデミー開設初期の段階では
自分が受けてきた訓練内容を
そのまま行っていたので
時間もかなりかけて行っていました。
SPの最初の訓練は
徒歩移動など
一日中歩くこと
が、ほとんどなので
集中力が切れて
惰性で動いてしまう
ことが出てきます。
その状態を
いかに克服できるか
で、次の段階に進んでいけます。
SPの訓練は
皆さんが思っているほど
派手で格好の良いもの
ばかりではありません。
どちらかというと
地味で忍耐力
が、ほとんどだと思います。
単純な話
クライアントが会議などの時は
「待つ」
のみです。
待機する部屋があればいいですが
ほとんどは廊下などですから
リラックスした態度
ではいられません(笑)
訓練ではまず
歩く
待つ
の繰り返しで
あえて集中力が切れるような訓練が続きます。
この段階で
ちょっとSPに憧れて始めた人は
嫌気がさしてきます。
考えてみれば
どんな職業でも
憧れだけでは続けられません。
地道な下積みがなければ
実力がつかないのは当たり前です。
SPの場合は現実的に地味に
「待つ」
作業が多く
テレビや映画の派手なイメージより
地道な安全確保
の、作業がほとんどです。
常にクライアントの動線を考え
安全を確保するために何が必要か?
この動線で良いのか?
などの思考を繰り返し
ベストを選びます。
事前に計画していても
人の流れ
渋滞など
状況は刻一刻と変わります。
マニュアル通りに行動すると
失敗するケースが多くなります。
その時、その時の自分が
「ベスト」
だと信じる行動を
選択できるようにしていくのが訓練です。
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