妊娠中に言葉などのDVを受けると
「産後うつ病」
になる可能性が5倍に高まる
という記事がありました。
東京医科歯科大学の
藤原武男先生の調査結果です。
産後うつの原因に
「高い割合でDVが関係している」
と認識してケアが必要としています。
産後うつは
約10人に1人が経験するとされ
重症になると
自殺や子供の虐待に発展します。
もともと精神疾患の女性も
胎児や授乳への影響を懸念して
自己判断で服薬を中止するなど
再発や悪化の恐れもあります。
産後2週間と1ヶ月の母親健診に
国と自治体が
費用を助成する制度が始まりました。
産後はホルモンバランスが崩れて
うつになりやすい状況で
その時にDVを受けて
自己肯定感が持てなくなると
一層うつ傾向が強まります。
東京都監察医務院と
順天堂大学の調査によると
2014年までの10年間で
妊娠から産後1年以内に自殺した女性は
23区内だけで63人とわかり
このうち産後は40人で
5割が産後うつなど
精神疾患の診断をうけていました。
普段からのもともとの
DV体質の人が行う暴力は別として
何気なく
妻を否定する言葉を使っていたり
疲れているからと
妻の話を聞かなかったり
夫は自覚をせずに
「心理的なDV」
をしている可能性があります。
産後うつのケア方法としての記事です。
無視をしたり
話を聞かずに放置したりせず
一緒に受診することが大切です。
「病院へ行け」
と、口でいうだけではダメ。
乳児を抱えて
受診など出来るわけがありません。
夫が一緒に病院へ行き
子供の面倒を見ながら
医師から話を聞かなければなりません。
本当に産後うつであれば
家族が言ってはいけない言葉や
生活の中でどうすることがいいのか
など聞かなくてはいけません。
夫が妻の気持ちに
寄り添うことが助けとなります。
ネガティブなことばかりを言われると
嫌になってしまうこともありますが
手を放してはいけません。
夫も息抜きの仕方を
考えておかなければ参ってしまいます。
永遠に続くものではないので
取り返しのつかないことにならないよう
夫が頑張る時期です。
お読みいただきありがとうございました。
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