ストーカーや
精神疾患の治療法として
注目されている
「認知行動療法」
スポーツの成績向上に
生かす試みが始まっている
記事がありました。
選手の心理的負担や
過剰な不安を軽減して
力を十分に発揮できるようにする。
認知行動力療法とは
過剰なストレスを招く考え方
の、クセに気づき
視野を広げて
多様な見方が出来るようにする方法。
嫌なことがあったとき
その状況や
自然に頭に浮かんだ考えの根拠
別の見方などを
所定の様式に沿って順に書き出す
「コラム法(認知再構成法)」や
直面した問題を解決するため
の、考え方などを習得する。
うつ病や不安症などで治療効果が示され
近年、国内でも普及してきています。
日常的に生じる
気分の落ち込みや不安を
軽減する効果もあるため
簡略化した方法を
健康な人にも行う動きがあります。
この利点をスポーツの分野でも
生かそうと活動は始めたのが
桐生第一高校の校医で
精神科医の関崎亮先生です。
1年生に試験的に実施して
1ヶ月後に
生徒のストレス度をチェックすると
顕著に下がっていたようです。
関崎先生は
「思春期はストレスが増える時期。
それが驚くほど下がり、効果を実感した」
と、言っています。
この療法を体験した生徒が
中心メンバーとなった野球部は
16年春に甲子園出場を果たしました。
「ピンチのときに強気で押せるようになった」
「自分の役割に気づきまとまりが良くなった」
「監督に怒られても力に変えられる生徒が増えた」
同校では現在
全生徒に認知行動力療法を指導し
定期的な講習を続けています。
精神科医の大野裕先生は
「現実に冷静に目を向けることで
実力が発揮できる。
多感な時に
視野を広げる方法を学ことは
人生に役立つ。
多くの学校で取り入れて欲しい」
と、言っています。
こういうメンタル面は
スポーツだけでなく
仕事でも何でも応用できるように思います。
東海大学体育学部の高妻容一教授は
「心の強さはトレーニングで鍛えられる」
と、言っています。
どんな世界や状況でも
心、技、体が揃わなければ
良い結果は望めません。
心もトレーニングで
鍛える時代です。
お読みいただきありがとうございました。
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