2016年
全国の警察が把握した
ストーカー事案の相談件数は
2万2737件
摘発件数は2605件
過去最多を更新しています。
ストーカーの
凶悪事件が増えたことから
警察へ相談する
意識が高まっているのでしょう。
京都府警は
ストーカーに特化した
相談センターを開設します。
加害者を対象にした
「カウンセリング支援」
これが特徴のようです。
京都市内の
カウンセリング機関と提携し
原則5回まで
カウンセリング料を
全額公費で負担します。
ストーカー加害者の
執拗な執着心がなくならないと
「事件は防げない」
この考えから
加害者に対する
「治療やカウンセリング」
ここに力を入れるようです。
警察内でも
「なぜ加害者のために税金を使うのか?」
こういう意見もあったようですが
加害者から
執着心と支配意識を取り除くことは
被害者の
「命を守ることにつながる」
と、決断したようです。
司法、福祉、教育など
関係団体と連携し
解決まで対応するそうです。
ストーカー被害者は
加害者がいる限り
引っ越しをするなど
隠れながら怯えた生活が続きます。
一方加害者は
自分が悪いという自覚はなく
むしろ相手に傷つけられた
「被害者だ」
と思っている場合もあります。
加害者が
ストーカー行為をやめない限り
逮捕されるか
被害者が傷つけられるか
逮捕されても
いずれは社会に出てきます。
一度逮捕された加害者が
社会に出てきて
又同じ相手にストーカー行為をして
逮捕された事件もあります。
やはり加害者を更正させる以外
ストーカー被害者を救う道は
ないのかもしれません。
今までにも
更正プログラムはありましたが
受けるのは本人の任意と負担なので
費用的に受けられない人もいました。
DVや虐待
両親の離婚や発達障害など
子供の環境を考えると
小学生の段階で
心理学的なものを取り入れて
感情のコントロールをできるようにする
授業も必要ではないかとの指摘もあります。
自分も以前から
「ストーカーは病気」
早期発見、早期治療が
必要と言ってきました。
ストーカーは
「逮捕すれば解決」
こういう事案ではありません。
ストーカー行為自体を
やめさせる手立てが必要です。
そのストーカーが
危険な相手なのかどうかの判断は
非常に難しい作業ですが
まずは一人で悩まず
信頼できる第三者に相談すべきです。
「ストーカー撃退の第一歩!」
https://kyokushin-nisioka.com/news/605
以前書いたブログです。
お読みいただきありがとうございました。
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