初めて精神疾患者の移送を依頼された現場で
要領も判らないまま仕事を受けてしまい
移送当日に対象者が逃げてしまい
一日捜索で終わってしまった失敗をしました。
実際には自分達が到着するまでに
対象者が何処かに出かけてしまったのですが・・・(笑)
この時はまだメンバーも確定せずに見切り発車でスタートし
車も料金も確定していない時に依頼が来てしまった状況でした。
「無理です」
とも言えず受けてしまったのですが
面接して聞き取りもせず
電話で状況を少し説明してもらっただけの
今から思えば
「失敗して当然」
のような状況でした。
自分達が行ってから逃げられていたら最悪でしたね(笑)
当日対象者がいない状況は今でもよくあることです。
面談の時に依頼者には
「入院移送の日に対象者は家にいますか?」
と必ず聞きます。
出かける可能性のある対象者の場合は
朝早くにしたり
出かけ先を
ある程度予想して行動します。
一日捜索で終わってしまった案件の時は
対象者は40代男性で
依頼者は対象者の妹のご主人でした。
対象者は入退院を繰り返していて
又暴力的になってきたので
初めて業者に頼んだ感じだったので
依頼者の方から
「スミマセン。いつも用事があるときに居ないんですよ!」
「何か感づくんですかね?」
と言われたので
自分も
「何かあるみたいですね。
ありがちなことなので気にしないでください」
と言いながら
内心「ホッ」としました(笑)
依頼者に
「病院に間に合う時間までは探してみます」
と言って
立ち寄りそうな所を探しても見つからず
時間まで家の近くで待機しましたが
この日は見つかりませんでした。
最初にして大失敗の展開でしたが
その後のためには
大いに役に立った失敗でした(笑)
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