依頼を受けた案件がちょっと暴力的で
ご家族も避難している状況でした。
面談して聞き取りの結果
対象者は30代後半の男性で体格も大きく
高校生の時からひきこもり
20代で統合失調症と診断されて
入院の経験がありましたが
退院後は
あまり通院もしていなかったようです。
依頼者は父親で
話の内容がイマイチかみ合わないので
「暴力的ですか?」
と尋ねると
「イヤ、そんなにたいしたことはないんです」
と言うのですが
普段の状況を聞いてもあいまいで
生活状況が把握できてない
ような印象でした。
何を聞いても
今の状況がはっきりしない!
何か隠していると思いつつ
お父さんと待ち合わせると
お母さんを紹介されたのですが
表情が怯えているように感じました。
家に到着して
お母さんが合鍵で玄関を開ける様子を見て
「なるほど、両親はここから避難していたのか」
と、思い
玄関の状況から
「これは、暴れるぞ!」
と感じたので
メンバーには目配りして
「気合を入れ」
一気に対象者の部屋へ。
自分がドアを開けて暗い部屋に入ると
対象者は寝ていました。
暴れるかも?
と、思っていたので
朝早くの集合にしたのが正解。
普段は
こちらから
威圧的な言動はしないのですが
今回は暴力があるかも?
と、思ったので
少し威圧的に対応しました。
対象者は一言も喋らず
自分達に従いました。
今の状況が判らず
暴れる可能性があると思っていたので
家の状況を見て
一気に行こうと判断しました。
自分たちの安全確保も大事だから・・・
家に入って5分足らずで車に乗せ
病院に向かい
入院手続きが終わったときに両親が
「こんな素早く終われると思っていなかったので本当に助かりました!」
「ありがとうございました」
と、引き揚げるまでずっとお礼を言われました。
どうしても
家族だけでは
解決出来ないこともあります。
家族だからこそ
あまえて
暴力的になることもあります。
やっぱり自分達は必要なんだ!
と確信しました!
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