精神疾患者の入院移送を
何回か行って思ったのは
ほとんどが
高校生の時に
何かの原因でひきこもりになり
時間の経過と共に
精神的な症状が始まっている ケース
が、大半だということです。
ちょっと機会があったので
ひきこもりについての
セミナーに参加したのですが
中学、高校生のひきこもりの症状と
自分達が行っている
精神疾患者の症状が
ほとんど同じだったということに驚きました。
セミナー講師も有名な人だったので
自分は素直に仕事の内容を説明して
「ひきこもりとして対処するのか
精神疾患者として対処するのか
どちらがいいのですか?」
と、質問すると
「現状は、グレーです」
という返事でした。
今は統合失調症の診断も
幻覚や脳の委縮などで診断するようですが
以前は症状のみの診断が多く
家にいるからひきこもりで
病院に来たから
統合失調症
の、精神疾患者と診断される。
自分としてはこんな感じのイメージでした。
入院移送をしていて
今現在も
そのイメージ通りだと思っています。
ただ、以前より
病院の入院させるハードルはかなり上がっていて
家族が病院に相談しても
今までなら入院できていた症状でも
今は入院できないケースが増えてきているように思います。
どこの病院も
満床状態という現実もありますが
ご家族にとっては悩みの種ですね。
自分もこの前
やっとある病院の先生に
「相談があればここを紹介してもらっても良いですよ」
と言ってもらえました。
やっとです・・・
時間が経てば経つほど
状況は悪くなるばかりなのに
なかなか受け入れ先が決まらず
苦労しているご家族をたくさんみてきたので
病院との対応に苦しむこの頃です・・・
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