選挙の時のSPは大変です。
普段は
出来るだけ
徒歩の移動を
避けるようにしますが
選挙の時は
クライアントは
有権者に出来るだけ
近づこうとします。
誰でも構いませんし
声をかけられると
急にその方向に走ったりもします。
総理大臣のように
周りを警官やSPで囲んでいれば
なんとかなるかも判りませんが
民間は人数も少なく
道路を規制することも出来ないので
走り回るクライアントに
ピッタリと張り付く以外ありません。
ニュースで
総理大臣が車の窓を開けて
手を振っているときに
SPが左右で
車に沿って走っている姿を見て
「大変だな~」
と思いつつ
「どんどん見せる警護になっているんだな~」
周りに見せつける
パフォーマンス的な要素を感じました。
海外のトップスターを
空港で待ち受けるファンに対して
出来るだけサインなどの
ファンサービスを優先させてあげるかわりに
警護への協力を呼び掛けて
ファンをSPの協力者にしている方法
は、本来のSPの警護の仕方とは違いますが
臨機応変に
「その場でのベストは何か?」
を、考えた時
素晴らしい発想だと思います。
これもSPが
押しかけているファンへの
一種の警護体制の
パフォーマンス
と、言ってもいいと思っています。
軍隊も一緒ですよね。
自分達の武器や訓練度などを
パフォーマンス的に誇示して
反対に武力行使を抑止しています。
ある程度の
力を必要とする行動には
パフォーマンス的な行動で
力を誇示して
反対に相手の行動を抑止することは必要ですね。
「戦わずして勝つ」
です。
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