この前ふとテレビをみていると
家族への暴行事件が
平成元年から比べると
30倍以上に
なっているそうです。
精神疾患者の
事件が増えたのかな?
と、思って観ていると
自分がいつも対応している
ひきこもりからの
精神疾患ではなく
ストレスから
鬱などになっているようです。
アメリカの大学の
最近の研究で
ストレスで
分泌される
コルチゾールという
ホルモンが
男女共に
職場より
家庭に居るときのほうが
多く分泌されているとわかりました。
家族といる時の方が
ストレスを感じている
ということです。
なんとなく判るような気もします。
問題となってきているのが
児童虐待で
平成26年には
児童虐待相談件数が
89,000件にのぼり
過去最高となっているようです。
大学の先生の調査によると
親からの暴力ではなく
教育虐待が増えているようで
子供の意思を無視して
親が一方的に
教育を押し付けるケースが増え
成績が悪いと
罵声を浴びせるなどで
子供へのストレスが
増えているようです。
平成27年の
高校生の自殺の原因の1位も
学業不振で
ストレスから
自分を傷つけるか
親を傷つけるか・・・
そこまで
追い詰められている
子供が増えてきている状況だそうです。
ストレスで
追い詰められている状況でも
自分や親を傷つけるというのは
精神的に
鬱などの状態
に、なっているのだと思いますが
精神的に病んでいくプロセスが
ひきこもりとは違っているので
周りから認識されるのが
遅くなると思います。
本人も
なかなか外に言えないことが多く
自分自身で追い詰められ
精神的に鬱などの状況から
発作的な行動が多いのだと思います。
自由な日本に生まれて
いくらでも夢をおいかけられる人生のはずが
こんな不幸な環境に流されてしまう状況は
親の責任?
社会の責任?
本人の責任?
人の幸せとは?
人間の
根本を
もう一度考えないと
ダメのような社会になっているのか?
と、つくづく考えさせられます。
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