ある社会学の先生が
「今はパラサイトから
モンスター・シングルになっている」
と言っていました。
昔
パラサイト・シングル
という言葉がはやり
親と同居して
給料の大半を
自分の為に使う
独身男女が増えていましたが
今は
モンスター・シングル
と言って
生活費のほとんどを親に依存して
親の資産や年金を
食いつぶしていく
独身男女が増え
ほとんどが
無職の状況らしいです。
総務省の2014年の調べでは
35~44歳の独身男女で
親と同居し
職が無いなどで
経済的に
依存している可能性がある
モンスター・シングルとは
62万人となっています。
1980年は5万人
2000年は28万人だったのが・・・
ひきこもりのような
精神的なものではなく
ブラック企業などを
ストレスから退職した・・・
親の介護に専念するために退職した・・・
などから
急に収入が途絶え
再就職できずに
親の年金や貯金などを
頼りにせざるを得なくなった状況も多いようです。
単なる「ニート」と言うには
可哀そうな状況もあるみたいです。
いずれにしても
モンスター・シングルと
ひきこもりを合わせると
社会に出ていない状況の人が
どれくらいの数になるのか?
一億総括・・・
女性の活躍・・・
こんなことを言ってる場合じゃないと思います。
もっと社会の根本の
構造を変えないとダメなような気がします。
単純に考えて
これだけの働き盛りの人の数が
税金や消費などの日本経済から埋没しています。
自分は
お金は使うことで
誰かの役にたっている
と思っているので
収入を得て
使わないと
何の役にも立たないと思います。
政治は確かに悪いと思いますが
企業も利益分配をもう少し考え
弱者に奉仕する考えが
必要になってきていると思います。
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